旭川市は新型コロナウイルスの影響で厳しい経営を強いられている宿泊業界を支援するため、料金を最大で5000円割り引く緊急経済対策を決めました。
新型コロナの感染拡大以降、宿泊業界では厳しい経営を強いられていて、旭川市でも従業員を減らすなどの動きが出ています。
こうした中、旭川市は市内の宿泊施設を利用した旭川市民を対象に、1人1泊あたり最大で5000円を割り引く緊急経済対策を決めました。
また、旭川市民以外の人が宿泊した場合でも、1人1泊あたり最大で3000円を割り引きます。
この緊急経済対策はことし12月から来年2月いっぱいまでの3か月間行われる予定で、「Go Toトラベル」との併用も可能だということです。
旭川市は近く、割引きの対象となる宿泊施設を募集する予定で、できるだけの多くのホテルや旅館に参加してほしいとしています。
西川将人市長は「経済活動は徐々に再開されつつあるが、先行きの不透明感は続いている。市として積極的に下支えしていきたい」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20201026/7000026079.html