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旭川の中2死亡 市教委、いじめ調査始める 報道後に当時の対応検証

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 北海道旭川市で3月、中学2年だった女子生徒(当時14歳)が遺体で見つかり、旭川市教育委員会はいじめが背景にあった可能性があるとして調査を始めた。

JR旭川駅の北方約5キロの地点から、北東・南西方向に延びるウッペツ川。周囲には住宅街が広がり、学校や公園が点在する閑静な地域だ。この時期、ほとんどの場所は水深1メートル程度。通常は緑の雑草の間を縫うように緩やかに水が流れている。

2年前の2019年6月22日、この小さな川に旭川市の中学生の女子生徒が飛び込んだ。命はとりとめたものの、今年2月13日、自宅を出た後に行方不明となり、3月23日に雪が残る公園で遺体で見つかった。死因は低体温症だった。

関係者への取材によると、女子生徒は19年4月に中学に入学した後、SNS(ネット交流サービス)での自身の画像をめぐり他校の男子生徒らとトラブルになっていた。19年6月に川に飛び込んだのも、このトラブルが背景にあったとみられている。

女子生徒はその後転校したが、学校を休みがちだったという。一方、女子生徒の家族は、学校にいじめの可能性を訴えたが、学校や市教委は聞き取り調査をした上で「いじめと認知するまでには至らない」と結論づけ、同年9月に道教育委員会に経緯を報告した。

道教委からは「いじめの疑いがある」として詳細な事実関係の確認を求められたが、市教委は、女子生徒の家族や関係した児童・生徒、その保護者らとの話し合いの場を設けた後、「一定の区切りがついていた」と調査を終えていた。

しかし、女子生徒が亡くなり、今年4月に一部メディアが一連の経緯を報道すると、市教委に批判や問い合わせが相次いだ。市教委は学校からの報告と報道内容が大きく食い違っていたとして、いじめ防止対策推進法の「重大事態」にあたると認定。当時の対応を検証するため第三者委員会による調査に着手した。

遺族は代理人の弁護士を通じ「(女子生徒は)いじめに悩まされながらも必死で生きてきた。いじめのない世の中になることを切に願う」と話している。【土屋信明、岸川弘明、高橋由衣】

◇北海道旭川市・中学生死亡の経緯

(遺族側や旭川市教委への取材による)

2019年4月 女子生徒が旭川市立中学に入学

6月 女子生徒が複数の生徒らの前で川に飛び込む

8月 女子生徒が別の中学に転校

9月 旭川市教委が道教委に経緯を報告、学校や市教委は「いじめと認知せず」

10月 道教委が「いじめの疑いあり」と市教委に詳細な事実確認を求める

21年2月 女子生徒が自宅を出た後、行方不明になる

3月 旭川市内の公園で女子生徒の遺体が見つかる

4月 旭川市教委が「重大事態」と認定し、第三者委員会による調査を表明

https://news.yahoo.co.jp/articles/44fb3ccdbb3e0298b0548e1d9db7264224799cf0

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