旭川市が対象外の新生児に給付へ
旭川市は一律10万円の国の特別定額給付金について、対象となっていないことし4月下旬以降に生まれた新生児に対しても、誕生日が来年4月1日までの場合、独自に10万円を給付することになりました。
新型コロナウイルスに関連して国民1人あたり一律10万円を給付する国の特別定額給付金は、ことし4月28日以降に生まれた新生児は給付の対象となっていません。
これについて旭川市の西川将人市長は16日に会見を開き、給付の対象となっていない新生児に対しても、誕生日が来年4月1日までの場合、独自に10万円を給付すると発表しました。
市によりますと、支給対象となる新生児はおよそ2000人と見込んでいて、財源はすべて国からの交付金を活用し、今月の定例市議会に提案する予定です。
西川市長は「新型コロナウイルスの影響で新生児を育てるのは大変な状況だと思う。子育てを少しでも応援していきたい」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200616/7000022152.html